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 白血病には 種類があります。
 病院の先生は 病態・病理から 分類し 治療法を決めます。

 薬の進歩で 寛解は8割を超えるように なりました。
 しかし 5年生存率は5割ていどと低いのが現状。
 骨髄移植等で 完治する方を除き
 一生薬を飲むようになるからです。
 副作用で抗がん薬が 飲めなくなったり 耐性で利かなくなってくると 重篤な事態に陥ります!
 
 そこで 漢方の新しい使い方

 《使用薬剤から見る》 
   使用する 薬剤(「抗がん剤)に対応した 漢方のケアを 行う。
   これで 
   先回りして副作用を抑える。
   
   さらに 漢方で免疫対策も同時にする。

 漢方薬には かなりこの可能性がありそうです。。

 なかでも フィラデルフィア染色体陽性タイプに使う
 グリベック スプリセルなどは 既往症(血圧 糖尿 心臓病 肝腎増病など)があると
 予想外の副作用をが発現します。
 チロシンキナーゼ阻害薬という分子標的薬になりますが おかしなチロシンキナーゼ(ここではAばーAbl)
 だけを 抑制すれびょうのですが 他のチロシンキナーゼにも影響を与えてしまいます。。
 
この種の薬を 使う白血病に 当薬局で よい事例があります。
  


 
   上記3種の白血病にはグリベックなどの チロシンキナーゼ阻害薬という種の 
   抗がん剤が使われます。
   不治の病気といわれていた 白血病も上記分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬)で
   随分 良い結果がでてくるようになりました。

   しかし 薬物の重度副作用 や 効果が落ちる(耐性)問題がついて回る。
   一度 寛解状態になっても 5年を超える生存率は 約5割と良くない。


   抗がん剤が 使えなくなった時 重篤な状態が起きやすくなります。

   漢方薬を併用して ケアすると うまくいくことがあります。


   余談
  「KIT陽性の消化管間質腫瘍」「FIP1L1-PDGFRα陽性の好酸球増多症候群、」

  上記の疾患でも グリベックなどの チロシンキナーゼ阻害薬という 抗がん剤が使われる。

   使われる薬が 同じなので ケアの方法も 類似する。 


今回 フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病 取り上げてみる。


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 この記録は 2016年5月 悪性の白血病を発症した患者  当薬局 近親者の治療からである。


 急性白血病は 骨髄性とリンパ性に分かれる。  さらに リンパ性は種類に 大きく2種類に分かれる。

 フィラデルフィア染色体 陽性と陰性で分類  治療薬が変わる。(遺伝子のある内の仕分け)

 陽性の方が 悪性度が高いとされるが、 グリベックなど分子標的薬がある。

   一方 陰性では 古典的抗がん剤  シタラビン メソトレキセートなど 細胞分裂の
  
  速い細胞を攻撃する薬剤(骨髄 脱毛 爪 消化器官など副作用)の組み合わせが中心になる。


  分子標的薬の進歩で 不治の病気では なくなってきた白血病であるが、5年生存率は 
  いまだ5割程度、

  そこで 治療効果を上げて 副作用を抑える漢方薬 (寛解といわれる治療を長期維持
  完治目標)を思考した。
 
   
   フィラデルフィア染色体65歳以上(骨髄移植不可) 女性の記録である。
   (3年生存予想 2~3割りをクリアして 4年半 健在で良い結果を得ている)
   現在も 寛解状態を 維持して 健在である。

   抗がん剤の作用点 副作用を理解して 漢方薬などを 併用すれば その寛解率や 
   維持時間は 上がる。

   多くの白血病患者さんに ご参考になればと公開することにした。 


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 ご案内する症例使用した  使用中の チロシンキナーゼ阻害薬は、
 
 分子標的 スプリセルダサチニブ水和物錠  胸水(心臓負担増)
        グリベック(一般名イマチ二ブ)の副作用 むくみ 皮膚炎 筋肉炎 

        アイクルシグの血管系の副作用
 
        漢方で 先手にケアして 良い結果を得ている。
                   副作用 詳細は  ココ  

     
 漢方薬だけでは どうにもならなかった白血病治療、 
      最新分子標的薬でも まだ 5年生存率が 5割程度、


    そこで 漢方で最新薬の欠点をケアする 
ハイブリッド発想でさらに
    助かる人が増えればと願う



 急性白血病が危険 (急性 慢性 骨髄性 リンパ性)一瞬の油断が 命とりになる。

 <病名 急性骨髄性白血病 フラデルフィア染色体 陽性>(悪性度高い)
 

 医師から渡されたもの
 


 

成人急性リンパ性白血病の場合は、60~80%は完全寛解するものの、長期生存率は15~35%と低くなっています。

フィラデルフィア染色体(Ph)に染色体陽性患者に対しては、
  従来の3+1剤(古典的抗がん剤)+
ステロイド
 <オンコビン(一般名ビンクリスチン)、
プレドニゾロン、ダウノマイシン、エンドキサン(一般名シクロフォスファミド>
併用療法に  「イマチニブ(商品名グレベック)」を加える新しい治療法によって予後の改善が
見込まれるようになってきました。


 
 症例患者患者は 65歳以上のため 骨髄移植が できない。 しかも心不全の既往症あり。。。
 

  
   
    

 
医師からの説明2 

合併症で 致命的になる・・・? ということは 合併症を防ぐ先手を 打っておけば良いのでは ?
  また 2・3日(初期段階)おきに出る血液検査 から異常になりだすところを早期にみつけて対処しよう

  


 
実態記録
 
倦怠感 だるさ 息切れから  かかりつけ医院で検査  
 
 白血球数 2万・(かかりつけ医院)・・・ (正常8000-9000) 
 
 1週間後大学病院受診 白血数が 5万に 大学病院では 「遺伝子検査をします・ 白血病の疑いが濃いです」・と 
 さらに入院が必要。だが大学病院には ベットに空きがないので 他病院を紹介される。
 
 2日後 他の病院へ そこで緊急入院    ここで告知を受ける・・「急性白血病です。 型はまだわかりません」
 さらに2日後 白血数 7万・・・・ 
 「型の結果を待つ猶予はありません。 すぐに ステロイド治療を始めます。」
 
 4日後 (大学から7日後) 
 病名告知 フィラデルフィア染色体陽性の急性骨髄性白血病です。 
  悪性度の高いもの 無菌室使用 ・・・・すぐに スプリセル治療 ステロイド治療併用 が始まる。

 毎日検査結果が でる。 
 芽球(できそこない  白血球数が 気になる)


  ここから ガイドラインに元ずく 治療が始まるわけだが とりあえず標準治療 は  医師・病院 にお任せとなる。
  

        寛解導入療法⇒地固め療法 ⇒寛解維持療法(強化療法)


 さて 漢方屋の薬剤師としてどのようなことをしたら 治療のプラスになるであろう?


 
  
  ステロイドとスプリセル
  ステロイドは 白血球の細胞分裂を 抑制する・・ これは 良い・悪い関係なく止める。
 
  正常な白血球は 免疫の戦士となるが 白血病では がん化した白血球が 膨大な量造られる。
 
  そこで 製造を止めてしまって 総数を 落とす→がん化した白血球が減る・・・

   スプリセル
   チロシンキナーゼ 阻害薬  ・・・
    なんだこれ????
  古典的抗がん剤(髪の毛 消化管 爪 骨髄に副作用のタイプ) 併用なので 腎臓に負担を受ける。
 

予備知識

 心臓や脳髄などは 幼児期で細胞分裂を止めて その後新しい細胞はできない。
 そこで まずがんはできない。

 

 一方で 普通は 怪我しても 炎症をおこしても  絶えず新しい細胞ができて修復される。
 
  この新しい細胞を作る段階で いろいろな種類のチロシンキナーゼという酵素類が関わっている。
  しかし 一部に異常なチロシンキナーゼ発生すると  がんの増殖が促進する。

  フィラデルフィア染色体(Bcr-Abl)が つくり出す 異常なチロシンキナーゼに 
  Bcr-Abl蛋白(ビーシーアールエブル蛋白)がある。
  (フィラデルフィア染色来とは 正常なDNAの染色体が 突然変異したもので がんを誘発する)

  そこで 異常なチロシンキナーゼの Bcr-Abl蛋白を阻害することで がん増殖を止める薬がある。

白血病治療の分子標的薬薬
 グリベック スプリセル タシグナ ボシュリフ アイクルシグ は 全部
 チロシンキナーゼ阻害薬と呼ばれる。
 
  キナーゼという種類の中のチロシンキナーゼの種類の中の Bcr-Abl蛋白
 
   悪もの  ビーシーアールエブル(Bcr-Abl蛋白)だけを止めれればよいのだが 
   なかなか難しく 他のチロシンキナーゼまで 影響してしまうので 多くの副作用がでる。

                           副作用については ココ 
 
 

                   
   
予備知識
   フィラデルフィア染色体陽性とは 異常な染色体がフィラデルフィアで見つかったため
   この名前になったらしい。
   人間の設計図 DNAの中には 23対46本の染色体がある。、
   そのうちの9番と22番がミックスされた異常染色体が  フィラデルフィア染色
  
 (9番の一部にあるAblが 22番のBcrに引っ付く)
   別名△  ビーシーアールエブル(Bcr-Abl)

   これが 多量の白血病細胞を造り出す。(指令を出す) 

  
   <BCR-ABL遺伝子によってつくられるBcr-Abl蛋白(チロシンキナーゼ)が悪者>
 


  

 
   副作用がでて 飲む薬がなくなったとき 病気は一気に悪化し終末となることが多い。


                   チロシンキナーゼ阻害薬を詳しく
                  
詳細は ココ

 
  チロシンキナーゼは 多くの種類があって それぞれのチロシンキナーゼ
  を阻害(妨害)する作用で 多くの抗がん剤が作り出されている

  しかし 本来生命に必要な酵素のため作用を止めると多くの副作用が発生する
 
 <チロシンキナーゼ> 

  細胞の増殖などに関わる信号のに重要な役割を果たす。   
  遺伝子の変異によってチロシンキナーゼが異常に活性化すると、細胞が異常に増殖、
  癌(がん)などの原因となる。




 チロシンキナーゼ阻害薬である グリベック スプリセル タシグナ ボシュリフ 
 アイクルシグは がんの元凶 大元を抑えれない。 再発リスクが 付き纏う!

 しかし そこから 分裂 増殖を起こす過程を抑えることは できる。


 
   大元 元凶 を消すのは 自分の免疫に由来するところになる。


  ここで 使ったスプリセルの副作用 
    今回の事例では 心臓 腎臓に かなりの副作用がでた。
    心筋の負担数値 BNP が 300を超える場合 
    また 2年以上たってくると 腎臓の評価 EGFR が 10近くまで 落ちた(骨折入院で漢方服用ができないとき)

   漢方のケアとして 心臓には 大塚敬節医師 ウィキペディア(Wikipedia)参照
              
発案の滋養強壮薬 松寿仙 
             この売りは 新農本草経にある クマザサなどの浄血作用に基ずく
           
  赤血球の滋養強壮である。浄血とは 数字的に言いにくいが ポンプを楽にするには、  
             流動させる液体 すなわち血液の品質を上げることである、
             また 腎臓は 1日ドラム缶8本程度の 血液が 通過する。
  
             腎臓は ここから200lほどの原尿を作り 最終的に2lの尿を出す。
             血液の品質は ダイレクトに腎負担に関わる。
             腎臓はフィルターで ゴミ(BUN クレアチニン等)の仕分けをして捨てる場所。
   また 血管のケアには   漢方の血圧の薬 サイロ(剤盛堂薬品)を 低用量使用
             漢方薬で 血圧を下げる場合 陰の薬、黄連製剤のように冷やすものが多い。
             自己免疫疾患 がん患者を 冷やすのは 厳禁”
             サイロは カルシウム拮抗剤やARB ACEのように 血管に作用してその軟化を狙うもの
             上記 3種の�病院薬のように 動脈への選択性がない(主に動脈をターゲットにしている)
             ので 幅広く毛細管まで作用が 期待できる。


  


 

    検査で 単球の数値が あるとルミンAを
  増量、低いとやめる。
 単球とは (検査表で MONO)
 マクロファージの前段階 単球がマクロファージ
 
にさらに ルミンAの成分 クリプトシアニン色素で
  活性マクロファージと変わる。
  活性されたマクロファージ は 
 貪食能力が 数倍にあがる


  <活性マクロファージ>  

 
  その結果 がん化した芽球の マクロファージによる
  除去能力が 高まると考えたからだ。

  クリプトシアニン論文例 ココ


   一方 アミノ酸製剤(牡蠣肉エキスなど) は まったく 与えないことにした。
  アミノ酸が 集まるとたんぱく質になるが、 がん細胞もアミノ酸を必要とする。
  高濃度の アミノ酸サプリで供給すると  がん化された芽球が 増えないとも言いきれない。
朝鮮人参
 体温を上げる方向に 持っていこう”!
 体温をあげるのには 陰陽の食べ物から 陰は 太陽光のあたる 南国の果物など 
 一方 陽は 太陽の光の来ない 地中の根菜類  
 やはり 根もので 東洋医学の王様といえば 朝鮮人参であろう。
 朝鮮人参製剤である 十全大補湯は よくがんに用いられるが 今回は 人参単味の良質なものを使用することにした。
 他の漢方も飲むため 成分重複を避ける目的でもある。 そこで 6年根(6年経った)の 紅参 を 与えることにした。

 十全大補湯と白血病に このような文献があった。


  
 

 
詳細は ココを


  

さて 分子標的薬による 副作用軽減と同様に やはり 
免疫活性も期待できるもの
  霊芝 (MAC菌体) 椎茸(LEM菌糸体) 紫根製剤 クリプトシアニン色素製剤(ル〇ンA)の4種を使用した。
  単球については その量で クリプトシアニン色素を 決めるのだが 後のものは 明確な根拠がない。
  量の決定が難しい。
  LEM菌体は 1日3600mm を目安にした。 
  スプリセル グリベックには 心臓の副作用があるため すぐに 投与量が少なめになった。
  ここで 偶然こちらから使用していたLEMに 以下の効果が見つかった。

  2017年になって 金沢で行われた薬学会に LEM菌とグリベックの併用で グルベック量を 1/4にしても
  同等の効果が 得られた発表があった。
  

LEMとBCR-Abl P27(がん抑制因子)の関係 ココ
 

詳細は ココ

LEMとイマチニブ(グリベック) 詳しく
 
 



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